映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が公開となった4/27(金)、「UT GRAND PRIX 2018」のマーベルUTがついに発売となりました。2005年より、Tシャツを一つのキャンバスとしてとらえ、自由にグラフィックやメッセージを表現するコンペティション「UT GRAND PRIX」が開催されてきましたが、今回のモチーフはアメリカンコミックスの代表格「マーベル」。8,500点以上の応募作品の中から厳選されたデザインがTシャツに落とし込まれ、スーパーヒーローやヴィランを着ることができます。今回は大のアメリカンコミックス好きとして知られる芸人のバッファロー吾郎・竹若元博さんにご登場いただき、Tシャツについて、そのマーベル愛について語ってもらいました。
マーベル大好き芸人、バッファロー吾郎・竹若元博がUTGP2018とマーベルの魅力を語る。
【着用アイテム】
UTGP MARVEL グラフィックT(半袖)
※その他、モデル私物
はじめアメリカンコミックスはリーフと呼ばれる原書のコミックスを読んでいたのですが、高校を出て吉本興業に入ったくらいに翻訳本が出るようになりました。それまでは表紙や絵がかっこいいとか、ストーリーもなんとなく勧善懲悪のようなものかと思っていたのですが、翻訳されたものを読みだしてからはヒーローが色々な環境でもがき苦しむような姿も描かれていることがわかり、そのストーリーの深さにますます引き込まれていくようになりました。
コミックスだけでなく、映画も『ブレイド』や『X-MEN』から観ていましたが、それぞれ作品の世界観をクロスオーバーさせるマーベル・シネマティック・ユニバースの最初となる『アイアンマン』や『インクレディブル・ハルク』からどっぷりハマりましたね。作品が続々と発表されていたので、ずっとこのムーヴメントが続いてくれよとハラハラしていましたが(笑)、大好きなアメリカンコミックスが日本でも人気になっていく様子を見ていてとにかく嬉しかったです。
吉本にも昔からマーベルファンがいて、ケンコバ(ケンドーコバヤシ)とかも実はお金がない若手の頃からコミックスやフィギュアを買ってたんです。そんなアメリカンコミックス好き芸人たちとひっそりと集まってはワイワイニヤニヤしながら作品を語っていたのですが、今では自分たちで「アメコミリーグ」というイベントを開催できるようにもなりましたし、映画館でも女性のお客さんがたくさんいますし、どんどんマーベルのファンが増えていっているのを実感します。
『アベンジャーズ』のTシャツ。
【着用アイテム】
UTGP MARVEL グラフィックT(半袖)
※その他、モデル私物
マーベルのキャラクターは本当に個性豊かなんです。生まれながらにして能力者である『X-MEN』、そして後天的に能力を得る『スパイダーマン』、『ハルク』、『キャプテン・アメリカ』といった『アベンジャーズ』のメンバー、それぞれのキャラクターの描き方がバリエーションに溢れていて、どの角度からも楽しむことができます。蜘蛛に噛まれて能力を使えるようになって浮かれるスパイダーマン、一度怒ったら暴走してしまうハルクなど、見ていてツッコミどころもあるし面白いです(笑)。
実は僕もこのコンテストにデザインを送っていたんです。だから同じ応募者という意味でデザインについてあれこれ言っていいものなのかわからないですが、なるほどな!っていう気持ちが強いです(笑)。
竹若氏の投稿作品
※こちらは竹若氏の私物となるため販売はしておりません。
キャラクターの選び方や、デザインの落とし込み方など、みなさん本当にマーベルの作品が好きでよく考えて作っているなと感じました。アイアンマンのスーツが柔らかくなっていたり、ハルクのパンツがハンガーにかかっていたりと、ポップな印象に仕上げているので女性が着ることもできますよね。一目でマーベルっていうのがわかるし、映画を知らない人も可愛いって思えるデザインですよね。本音を言うと、ただただ悔しいです(笑)。
『ハルク』のTシャツ。
【着用アイテム】
UTGP MARVEL グラフィックT(半袖)
※その他、モデル私物
マーベル作品で一番好きなキャラクターがハルクです。能力が制御できず、ついつい周りに迷惑をかけてしまう感じ、同じ失敗を繰り返しがちな愛おしいキャラクターです(笑)。手間がかかるキャラクターが好きなんですよね。
昔からハルクのTシャツを買い揃えてきてはいたのですが、このTシャツはそれとはまた違った今までにないハルクでとても好きです。デザインが発表された時にこれを一目見た時から買おうと思っていました(笑)。パンツが明るい紫っていうもポイントですよね。毒々しくならずポップさが出てくるので上手ですね。それぞれのポーズもお茶目で、ハルクらしさがあると思います。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のTシャツ。
【着用アイテム】
UTGP MARVEL グラフィックT(半袖)
※その他、モデル私物
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』って実はコミックス自体はそこまで有名ではなくて、映画で世界観が確立して大ヒットしたところがあると思います。メンバーみんなが揃うことに意味があるというか、弱小チームが強豪相手に奇跡を起こすみたいなところが好きなんですよね。その中でもスター・ロードが好きなんですが、わりと地味で強い特殊能力もない。もとはただの泥棒なのに、旅を続けるうちに集まったメンバーをなんやかんやまとめて、敵に立ち向かうところが良いですよね。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はカセットテープが代表されるように、音楽が重要だったりするのですが、それが上手に表現されていますよね。ネオンサインが輝いているようなアメリカのバーで、音楽が流れている古き良き時代時代のイメージになっていると思います。そのバーでみんながワイワイ飲み明かしているような世界観に、シンプルな線でみんなの顔を描いているのも流石です。裏を見るとベイビー・グルートがいる、そんな遊び心も好きですね。
今回、竹若さんに熱く語ってもらったように、数多くあるマーベル作品それぞれに個性豊かなキャラクターや深いストーリーがあります。発売されたUTGP2018 マーベルUTを着て、『アベンジャーズ/インフィニティーウォー』を観に映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
UTGP2018マーベル発売記念!
ビックロ ユニクロ 新宿東口店にて、4/27(金)~5/20(日)の期間中
ホットトイズの「ムービー・マスターピース」「コスベイビー」シリーズ 約50体を展示中
その他の『UT GRAND PRIX 2018』受賞デザインはこちら
【Staff Credit】
Photo : Shinichiro Shiraishi
Hair&Make-up : Masaki Takahashi
Text&Edit :Ryosuke Numano (Autumn)