そろそろ秋本番。トップスもボトムも“スウェット”が活躍するシーズンです。動きやすくて楽ちんだけど、意外と着こなしが難しい……?「私が着ると、なんだか部屋着っぽい?」「結局、定番のグレーばかりでマンネリ……」etc.そんなありがち悩みを一挙解決!形もカラーもバリエーション豊富にそろうユニクロのスウェットから、使える6着を選りすぐり。“今っぽい”着こなし方をレクチャーします。
“全身カジュアル”を避ければお悩みは即、解決!たとえばピンストライプのオールインワンでマニッシュに。ウエストベルトのきちんと感も、子供っぽさをセーブするさりげないポイントです。またきれい色は、パステルやビビッドカラーを避けて、コーデにしっくりなじむニュアンスカラーを選ぶと失敗なし。秋らしいスモーキーグリーンのパーカは、袖と裾の太めのリブがさりげなくアクセントに効いて、ラフにはおった時もこなれた印象に仕上がります。
【着用アイテム】
スウェットフルジップパーカ(長袖)
ポンチカシュクールオールインワン(ノースリーブ)
リブハイネックT(5分袖)
※その他、スタイリスト私物
スウェットといえばパーカやパンツが主流のなか、こんなタイトスカートも1枚あると重宝。ピタピタすぎないストンとしたシルエットで、楽ちん&フェミニンないいとこ取り。こっくりとしたボルドーと相乗効果で、スポーティカジュアルもほどよく女性らしく決まります。トップスは、長すぎない腰ジャスト丈を選んで。上半身をコンパクトに、腰下を長く見せるとスタイルUP。裏地がボアなので、真冬まで長く使えるのもうれしい!
【着用アイテム】
ボーダーワイドスリーブT(7分袖)
ボアスウェットスカート
バックパック
※その他、スタイリスト私物
今、おしゃれな人がこぞって取り入れているメンズスウェットは、黒、白、グレーなど定番色を選ぶのがオススメです。さらに、こなれた印象をつくるには、ボトムやレイヤードでトレンド感をプラスすること。旬の秋色スカートとテイストMIXは、今季らしいボリューム感に対して、すっきりとしたクルーネックが好相性。フードのボリュームで小顔効果も期待できるパーカタイプは、レイヤードがおすすめです。スキニーパンツとの定番カジュアルも、ストライプシャツを1枚はさむことでスタイルに奥行きが出て印象的!
【着用アイテム】
【上】
スウェットシャツ(長袖)
コットンサーキュラースカート(ハイウエスト・丈標準74~77cm)
※その他、スタイリスト私物
【下】
スウェットプルパーカ(長袖)
エクストラファインコットンブロードストライプシャツ(ボタンダウン・長袖)
ウルトラストレッチジーンズ
ボストンコンビクリアサングラス
※その他、スタイリスト私物
美脚の基本、ヒップから太ももにかけてはほどよいゆとりがあり、ひざ下は細く見えるテーパードシルエット。カラーは、定番で着こなしやすいグレーや黒を選んで。吟味した1本を、さらに着こなしでタウンユースに。華やかなカラーが上品で女性らしいニットでカジュアル感をセーブ。ファーミニバッグの可愛めなインパクトがあれば、足元は楽ちんなスニーカーでOK。
【着用アイテム】
スウェットパンツ(丈標準68~68.5cm)
プレミアムラムクルーネックセーター(長袖)
エクストラファインメリノクルーネックカーディガン(長袖)
ファータッチショルダーバッグ
※その他、スタイリスト私物
「パーカもパンツも、メンズも持ってます!」そんなスウェット上級者のねらい目は、ディテールで遊んだデザインスウェット。毎シーズン人気のユニクロ ユーのスウェットトップスは、コンパクトなサイジングと、ドロップショルダーからつながるボリュームスリーブがとにかく可愛い!詰まったネックラインやダスティピンクも、ヴィンテージライクでおしゃれ心をくすぐります。スウェットのデザインを引き立たせるために、ボトムはデニムでシンプルに。ラフにたくし上げた袖と、足首がのぞくアンクル丈で抜け感を。
【着用アイテム】
ハイライズストレートアンクルジーンズ(丈標準70cm)
スウェットクルーネックプルオーバー(長袖)
※その他、スタイリスト私物
【Staff Credit】
撮影/三瓶康友
スタイリスト/村田愛美
ヘア&メイク/岡田いずみ(kiki inc.)
モデル/林田岬優
構成・文/滝沢裕子
撮影協力/Factory&Labo 神乃珈琲