この秋もさまざまなトレンドがでそろうなか、一番の注目株は「こっくりカラー」。今までにない、着映えカラーがトレンドに急浮上しています。そこで、おさえておきたい3つの色と着こなしのコツをご紹介。柔らかな女らしさを引き出す「ブラウン」、エレガントなオーラを放つ「レッド」、クールな魅力を持った「グリーン」。さあ、あなたはどれから始める?
ブラウンは相性抜群のベージュと
つなげれば簡単。
素材の質感は大胆につけて
昨年大人気だったボアフリースコーディガンは、濃すぎないブラウンなので合わせやすくデイリーに大活躍。ニットとパンツを淡いベージュにまとめれば、上級者風のワントーンコーデが完成。凹凸感のあるボア、なめらかなウール、コーデュロイと素材感を大きく変えれば、全体が同じトーンでもメリハリの効いたスタイルに。
【着用アイテム】
フリースコーディガン(長袖)
プレミアムラムクルーネックセーター(長袖)
コーデュロイワイドクロップドパンツ
カシミヤニットビーニー ※9月下旬販売予定
※その他、スタイリスト私物
落ち着いたダークブラウンと華やかさのあるライトブラウン。こんなふうに濃淡で取り入れればトレンドカラーも簡単。リラックス感たっぷりのニットにはIラインのスカートを合わせ、スタイルアップ。ボタンづかいもすっきり見せるアクセントに。同系色のレギンスを合わせたのも、この秋注目のスタイリング。
【着用アイテム】
リブボクシーVネックロングセーター(長袖) ※9月下旬販売予定
コーデュロイフロントボタンスカート(ハイウエスト・丈標準69~72cm)
レギンスパンツ(丈標準71~73cm)
※その他、スタイリスト私物
女っぽさのあるレッド。
スタイリッシュ&シャープに
着こなすほど好印象
ワインレッドと相性のいい黒で、ツートンコーデにするのも新鮮。テーラードコートは、見た目にも伝わるなめらかな素材感や立体的なシルエットなど、主役にぴったりの存在感。着やせをかなえてくれるニットワンピースをインナーに着れば、脱いでも美人な印象をキープしてくれる。
【着用アイテム】
ライトウールブレンドテーラードコート
メリノブレンドVネックワンピース(長袖)
ポンチスティックスリムパンツ(丈標準65cm)
※その他、スタイリスト私物
品のよさがあって、日常使いしやすいワインレッド。鮮度たっぷりだからシンプルにまとめても華やかに着映えする。適度なゆとりをもたせたハイネックニットに、スエット素材で動きやすさ抜群のタイトスカートを合わせて女っぽく。風合いのあるニットが表情をプラスしてくれる。
【着用アイテム】
プレミアムラムハイネックチュニック(長袖)
ボアスウェットスカート
※その他、スタイリスト私物
クールな魅力を放つグリーン。
トライしやすい
大人カジュアルからスタート
比翼ボタンで極力シンプルに仕上げたフーテッドコートは、深みのあるグリーンが印象的。黒も白も合うけれど、あえて同系色のパンツでワントーンにすれば、カジュアルだけど洗練された雰囲気が漂う。ギャザーをたっぷりあしらったブラウスで、フェミニンな要素を添えて。
【着用アイテム】
ライトウールブレンドフーデットコート
コットンテーパードアンクルパンツ(丈標準64cm)
ソフトコットンスタンドカラーブラウス(長袖)
※その他、スタイリスト私物
シャツにデニムというオーソドックスな組み合わせは、旬のグリーンをとり入れることで秋仕様にアップデート。
ただのカジュアルにならないよう、オーバーサイズのシャツやボーイフレンドデニムで、今っぽいリラックス感を意識して。触り心地のよいニットコートが、柔らかな女性らしさを演出してくれる。
【着用アイテム】
ウールリブニットコート(長袖)
エクストラファインコットンシャツ(長袖)
ハイライズストレートアンクルジーンズ(丈標準70cm)
※その他、スタイリスト私物
【Staff Credit】
撮影:横山創大
スタイリスト:福田麻琴
ヘア&メイク:平川陽子(mod’s hair)
モデル:麻宮彩希
構成・文:昼田祥子