季節は秋から冬へ。冷えを感じる毎日にコーディガンだけでは寒いかも……という時はレイヤードの出番。アイテム数が多くなっても着膨れはしたくないし、こなれ感も欲しい。そんな女子のために、今日は「ウルトラライトダウン」や「ヒートテック」などおなじみのアイテムを上手に重ねながら防寒する最新テクニックをご紹介します。
ふんわりとした素材感が柔らかな印象を作ってくれるニットコート。淡い色味だからインディゴブルーのGジャンが引き締め役になって、重ねながらもすっきり見え。暖かく肌触りも気持ちいいカシミヤニットにきれいめのテーパードパンツを合わせて。全身の抜け感にもなった白ソックスはヒートテックで、冷える足元も抜かりなく。
【着用アイテム】
メランジウールフーデットニットコート(長袖)
デニムジャケット
カシミヤVネックセーター(長袖)
EZYアンクルパンツ(ヘリンボーン・フランネル・丈標準66~68cm)
レギュラーソックス(リブ・3足組)
※その他、スタイリスト私物
きれいな仕立てのニットコートは、さらっと気軽に羽織れて品よく見えるのがうれしい。インに着たウルトラライトダウンコンパクトコートは今シーズン、シンプルなストレッチラインへと改良され、より洗練された印象に。襟元のボタンを留めればクルーネックからVネックにもアレンジできるのが実用的。コートとインナーダウン、仕上げのストールを異素材のグレーで揃え、スタイルに奥行きを作って。
【着用アイテム】
ツイードニットコート(長袖)
ウルトラライトダウンコンパクトコート
カシミヤクルーネックセーター(長袖)
ヒートテックエクストラウォームクルーネックT(長袖・極暖)
ウルトラストレッチジーンズ
カシミヤビッグストール
ヒートテックソックス(カノコ・2足組)
※その他、スタイリスト私物
もこもこ感がキュートなボアコートはトレンドとして大人気。これを軸に重ね着するときは、ほっこりして見えないようシャープにスタイリングするのがコツ。例えばパーカーにデニムのスポーティなパンツスタイルに、軽快に決まるダウンジャケットを差し込んで。ネイビーや黒といったダークトーンを多めにするのもほっそり見せる秘訣。
【着用アイテム】
フリースコーディガン(長袖)
ウルトラライトダウンコンパクトジャケット
スウェットフルジップパーカ(長袖)
ヒートテックストレッチフリースクルーネックT(長袖)
ウルトラストレッチジーンズ
ウールカシミヤキャップ
ヒートテックニットグローブ
※その他、スタイリスト私物
フードから身頃にかけての流れるようなラインがきれいなフーデットコートの下にはインナーダウンで暖かさを仕込んで。スウェットトップスになじませるように同じ白にすれば、目立ちすぎず上品。仕上げはセンタープレスのチェックパンツで、オフィスにふさわしい知的なトレンド感をプラスして。
【着用アイテム】
ダブルフェイスフーデットコート
ウルトラライトダウンコンパクトベスト
EZYアンクルパンツ(グレンチェック・フランネル・丈標準66~68cm)
スウェットクルーネックプルオーバー(長袖)
カシミヤビッグストール
※その他、スタイリスト私物
重ねるアイテムが増えてくると難しいのが色合わせ。グリーンのように着映えする色には何でも合うベージュが好相性。この2色を意識しながらスタイリングすると、レイヤードにまとまりが出ます。
太めのリブとざっくり感が可愛いニットカーディガンには、コーデュロイのミニスカートでカジュアルに。ロンTやタイツなど肌に触れるアイテムは積極的にヒートテックを取り入れて、体感温度をアップ!
【着用アイテム】
ウールリブニットコート(長袖)
ウルトラライトダウンコンパクトベスト
ヒートテックフリースタートルネックT(長袖)
コーデュロイフロントボタンミニスカート(ハイウエスト)
ヒートテックニットタイツ(リブ)
カシミヤニットグローブ
※その他、スタイリスト私物
ノーカラーのボアジャケットには、カシミヤタートルネックニットのやわらかな肌触りで首元から暖めて防寒。ショート丈と合わせればスタイルアップも期待できるハイウエストスカートで、品よくコーディネート。ヒートテックニットのレギンスとレイヤードすれば暖かさも今っぽさも叶えてくれる。こなれ感を出すなら表情のあるリブタイプを選んだり、足首でくしゅくしゅと少したるませるのがテクニック。
【着用アイテム】
フリースノーカラージャケット(長袖)
カシミヤタートルネックセーター(長袖)
ヒートテックニットレギンス(リブ・14分丈)
カシミヤビッグストール
※その他、スタイリスト私物
【Staff Credit】
photo:Kaori Imakiire
Stylist:Wakana Kamimura
Hair&Make:Rika Matsui(AKA)
Model:Miyu Hayashida
Compositon&Text:Sachiko Hiruta