着心地のいい定番アイテムだけれど、いざ着てみると、手抜きしているように見えたり、ラフになりすぎてしまったり……。
そんな悩み多きスウェットも、ちょっとしたテクニックを取り入れれば、街に着映えるおしゃれな主役に大変身。
この春のおすすめスウェットを使った、8つのコーディネートを着こなしの参考に!
新作のプルパーカは、ヒップをすっぽり覆う長めの着丈とドロップショルダーで今っぽいデザインに仕上げつつ、身幅やネックラインはもたつかず、すっきりと見えるシルエットに。レギンスを合わせたシンプルなワンツーコーデもこの一着なら、おしゃれに決まる。ラフに見えないように小粋な小物使いでアクセントをつけて。
【着用アイテム】
ビッグスウェットプルパーカ(長袖) ※1月下旬販売予定
ワッフルレギンス(10分丈)
※その他、スタイリスト私物
もたつきを抑えた着丈長めのスマートなシルエットは、軽さや動きのあるボトムが好バランス。
揺れ感のあるコットン素材のドット柄スカートなら、シックな黒のパーカにさりげない愛らしさを上乗せしてくれる。落ち着いたモノトーン配色で、メリハリ感のある着こなしに着地。
【着用アイテム】
ビッグスウェットプルパーカ(長袖) ※1月下旬販売予定
フロントボタンサーキュラースカート(ドット・丈標準76~80cm)
コットンツイルキャップ
※その他、スタイリスト私物
肉厚な生地感やゆったりとしたシルエットが魅力のメンズのプルパーカ。顔まわりを明るく見せる赤ならボーイッシュになりすぎず、ナチュラルな可愛げが演出できる。下にワッフルワンピースを挟むことで、気になるヒップまわりをカバーできるからレギンスを合わせても安心。
【着用アイテム】
スウェットプルパーカ(長袖)
デニムジャケット ※1月中旬販売予定
ワッフルクルーネックワンピース(8分袖)
ウルトラストレッチレギンスパンツ ※1月上旬販売予定
※その他、スタイリスト私物
裾にかけて徐々に細く絞ったスマートなシルエットや、ウエストのドローストリングに使用したメタルパーツなど、スウェットのカジュアルなイメージを払拭したパンツは、きれいめに着こなせるので、お出かけ着としても活躍。
ストライプシャツやヒールパンプスと合わせれば、スタイリッシュな雰囲気で楽しめる。
【着用アイテム】
コットンカシミヤVネックカーディガン(長袖)
ファインクロスストレッチスリムフィットストライプシャツ(ボタンダウン・長袖) ※1月中旬販売予定
スウェットパンツ(丈標準66~68cm)
※その他、スタイリスト私物
定番人気のフルジップパーカは、ちょうどいい丈感でボトムとのバランスが取りやすいうえ、柔らかな生地で着心地がよく、アウターとの重ね着もスムーズ。ベーシックなデザインだからこそ、春らしいピンクで冒険するのも素敵。
ステンカラーコートから、立ちがきれいなフードをのぞかせて、印象的な横顔に。
【着用アイテム】
スウェットフルジップパーカ(長袖)
ブロックテックステンカラーコート
ドライカラークルーネックT(半袖)
デニムジャージースカート(丈標準73.5~77.5cm)
※その他、スタイリスト私物
甘めの花柄ワンピースとカジュアルなパーカの鉄板コンビ。はおりとして使えるフルジップパーカは、つい無難な定番色を選んでしまいがちだけれど、差をつけるなら今年らしさのある色を。
洗いざらしのような絶妙なトーンの新色・セージグリーンは意外にどんな色ともなじみがよく、こなれ感が出るのでおすすめ。
【着用アイテム】
スウェットフルジップパーカ(長袖)
シフォンギャザープリントワンピース(7分袖)
リブビーニー
※その他、スタイリスト私物
オーセンティックな作りが特徴のスウェットシャツは、あえて大きめのメンズサイズをセレクト。
女性が着ると、身幅や首もとにほどよいゆとりが出るLサイズなら、レイヤードスタイルもサマに。
袖口や首もとからのぞくボーダーが、春らしいイエローと相まって、シンプルな一着を表情豊かに見せてくれる。
【着用アイテム】
スウェットシャツ(長袖)
ボーダーボートネックT(長袖)
ベイカーパンツ(丈標準65~67cm)
※その他、スタイリスト私物
昨シーズンよりも着丈を長めにして、より着やすくなったUniqlo Uのモックネックのプルオーバー。
シャツワンピとレイヤードするだけでも十分おしゃれ見えするけれど、レギンス感覚でスキニーデニムをプラスするとこなれムードが加わって、さらに旬の着こなしに近づく。
【着用アイテム】
スウェットプルオーバー(長袖)
ウルトラストレッチジーンズ
フロントボタンサーキュラースカート(ドット・丈標準76~80cm)
※その他、スタイリスト私物
【Staff Credit】
撮影:新田君彦(えるマネージメント)
スタイリスト:高野麻子
ヘア&メイク:河嶋希(io)
モデル:垣内彩未
構成・文:野崎久美子