世界各国の寒さの中で頑張る人々を応援するため、合計10万着のヒートテックを無料でお届けする、ヒートテック「世界応援プロジェクト」。2011年にスタートしたこのプロジェクトも今年で3年目を迎えます。
今回このプロジェクトの一環として、昨年の『あまちゃん』ブームで多くの話題を集めた三陸鉄道の皆さんへヒートテックをお届けしました。
三陸鉄道は、北リアス線(全長71km)と南リアス線(全長36.6km)の2路線からなる鉄道路線。2011年の東日本大震災で甚大な被害を受け全線不通となりましたが、震災5日後には一部復旧して順次再開していきました。災害直後からの懸命な復旧作業を経て、今年4月にはいよいよ全線開通を迎えます。
「昨年は、おかげさまで『あまちゃん』のドラマの影響があり、前年比で約2倍と多くの観光客の方に三陸鉄道をご利用いただきました。今回はヒートテックを贈っていただき、職員全員その暖かさと着心地のよさを実感しています」と語るのは、三陸鉄道北リアス線の起点、宮古駅の山崎駅長。
今回、ヒートテックを着るのは始めてという山崎駅長。
「私は時々列車を運転することもあるのですが、運転中は機械の操作など、腕の曲げ伸ばしをする動作が多々あります。そのときに、下着がゴワゴワしていると大変不便です。しかし暖かいだけでなく、薄くてゴワゴワ感がないヒートテックは、従来の厚手の下着と異なり、腕の曲げ伸ばしも効き、本当にありがたいです。おかげさまで、全線開通に向けて頑張ることができています」
現在、宮古の気温はマイナス9~10度と1年でもっとも寒い時期。山崎駅長は、「冬の澄んだ空気の中で見る沿線の景色は格別なものがあります」と話します。春らしい陽気になるのはだいたい4月のゴールデンウィーク時期とのことです。
厳しい寒さの中、地域の方々の貴重な足として、全線開通に向け尽力されている三陸鉄道の皆さんにも大変喜んでいただいたヒートテック。このほか、世界14の国と地域へお届けした様子は、特別サイトでご紹介しています。
■ヒートテック「10万人応援プロジェクト」特別サイトはこちら