お気に入りの洋服は、できるだけ長く、キレイに着たいですよね。お手入れ方法に関する連載、6回目のテーマは「ファスナーの正しい開閉方法」です。ボトムスやアウターなど、身近なものに使われているファスナーは、扱い方を間違えると故障したり、生地を噛んだりしてしまうことがあります。そこで、ファスナーの種類や基本的な操作方法、トラブルの対処法を詳しく解説します!
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ファスナーには、アウターなどに使用される全開できるファスナー(オープンファスナー)とボトムスやワンピースなどに使用される開き止まりがあるファスナー(止ファスナー)があります。
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オープンファスナーには、「開ファスナー」と「逆開ファスナー」があります。ファスナーの開閉では、主に「スライダー」と「蝶棒」、「箱」に注意します。
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スライダーが1つのシンプルなタイプ。パーカやアウターなどの前立てに使用されることが多いです。
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1. スライダーを箱にぴったり付くまで下げます。
2. 蝶棒を根元までしっかり差し込みます。
しっかり差し込まないと故障の原因になります。
3. 右手で蝶棒側を押さえたまま左手でスライダーを引き上げます。
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1. スライダーを箱にピッタリ着くまで下げます。
2. 右手で蝶棒を静かに抜きます。
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スライダーが2つ付いていて、下からも開くことができます。足さばきをよくするため、着丈の長いコートなどに使われることが多いです。
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1. 2つのスライダーを下までしっかり下げます。
2. 蝶棒を根元までしっかり差し込みます。
しっかり差し込まないと故障の原因になります。
3. 右手で蝶棒側を押さえたまま左手でスライダーを引き上げます。
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1. 左手で2つのスライダーを下までしっかり下げます。
2. 右手で蝶棒を静かに抜きます。
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ジーンズやパンツの止ファスナーは引手が下を向いているとロックがかかるので、無理に引っ張らないように気をつけましょう。
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カギホックやトップボタンが付いている衣類は、留めてからスライダーをまっすぐ引き上げましょう。
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衣服の着脱はファスナーを完全に開いた状態でおこなってください。ファスナーを完全に開いていない状態で衣服を脱ぎ着すると、故障の原因になります。
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洗濯機を使用する際は、必ずファスナーを閉じましょう。開いたままにしておくと他の洗濯物との絡まりにより、生地を傷めたり、ファスナーに破損や故障などのトラブルが生じたりすることがあります。裏返し、軽く畳んで洗濯ネットに入れて洗濯するのもおすすめです。
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ファスナー開閉時に、生地を噛んでしまうことがあります。その状態で無理に引っ張ると生地を傷めることがあります。噛んでしまった生地を横に引きながらスライダーをゆっくり戻すと、生地が抜けやすくなります。
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【Staff Credit】
撮影:相沢千冬(biswa)/ 辻崇志