スケートボードとスノーボードの二刀流で高みを目指すアスリートは
日々何を考え、どのような時間を過ごしているのだろうか
【着用アイテム】
ピーターサヴィルリミックス UT(半袖・オーバーサイズフィット)
チノショートパンツ(丈標準24~27.5cm)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
ドライカノコポロシャツ(半袖)
ロールアップスリークォーターカーゴ
※その他、スタイリスト私物
藍師・染師BUAISOU
【着用アイテム】
ドライEXプリントクルーネックT(半袖)Kanaikougei/BUAISOU.
EZYワイドフィットパラシュートジョガーパンツ(丈標準66~72cm)
※「ドライEXプリントクルーネックT(半袖)Kanaikougei/BUAISOU.」「EZYワイドフィットパラシュートジョガーパンツ(丈標準66~72cm)」は人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
TOKYO UT 河村 康輔(グラフィックTシャツ・半袖)
ヴィンテージレギュラーフィットチノ(ゆったりテーパード)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
TOKYO UT 山口 歴(グラフィックTシャツ・半袖)
ロールアップスリークォーターカーゴ
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
オーバーサイズクルーネックT(半袖)
ヴィンテージレギュラーフィットチノ(ゆったりテーパード)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)
ロールアップスリークォーターカーゴ
※「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)」は人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
SF映画コレクション UT エイリアンvs.プレデター(半袖・レギュラーフィット)
チノショートパンツ(丈標準24~27.5cm)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)
チノショートパンツ(丈標準24~27.5cm)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
ライトウェイトフルジップパーカ
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)
EZYワイドフィットパラシュートジョガーパンツ(丈標準66~72cm)
※その他、スタイリスト私物
INTERVIEW
世界の頂を目指す挑戦者が
日々心がけていること
——昨年11月のリオデジャネイロで開かれた世界大会以降は久しぶりに日本に長期滞在をされていたそうですが、どのような日々を過ごしていたのですか?
「海外の大会での経験を経て、今自分が何をしなければいけないかという課題や目標が明確になっていたので、本当に毎日が練習の日々でした。その日のコンディションにもよりますが、5時間から7時間くらいは毎日練習を続けていたので、身体に負荷をかけた良いトレーニング期間を過ごせていたと思います」
——スノーボードと比べて、練習にはどのような違いがありますか?
「期間を区切って細かく目標設定をしてはいるのですが、スノーボードのように着々とスキルが上がっていくということはないですね。そもそもやってきた年数が全然違う。スノーボードは始めてから16年間ずっと、休む間もなくそれだけを突き詰めてきたので、基本が身についている分技の習得が早かったりするのですが、スケートボードは本格的に始めてまだ1、2年です。基本がまだ整っていないため思い通りにならないもどかしさを感じつつ、そんなに甘い世界じゃないと思い知らされています」
——自身のスケートボードの強みはどんなところだと思いますか?
「スノーボードをやってきた自分にしかできないものを武器にするべきだと思うので、跳んだ時の高さだったり踏み込みだったりかもしれません。常にスノーボードとの共通点を探りながら滑っているので、いずれは逆にスノーボードに活かせることを見つけられるのが理想です。そこが唯一自分の武器にできる部分なのかなと思っています」
——自身のプレイスタイルを言葉で表すとしたらどんな言葉が思い浮かびますか?
「高さと迫力ですね。競技を知らない人にも伝わりやすい要素だと思うので、一般の人たちが観戦して盛り上がれるようなアピールは大事にしたいと思っています」
——スケートボードの演技構成はどのように考えられているのでしょう?
「スノーボードのハーフパイプは決められた形があってどこも同じようなものなので、4回か5回跳ぶ技だけを考えてそこだけ練習していれば大会での構成に迷うことはないのですが、スケートボードは会場ごとにパークの状況が異なるため、普段完璧にできる技であっても通用しないことがよくあります。そうなると自分の理想よりも一段レベルを下げた演技構成で戦わなければならず、毎回自分が一番苦しめられているところでもあります。練習でのベストの自分をそのまま大会で発揮することの難しさは、スノーボードとは全然異なる部分であり、初めて経験していることでもあります。どんなパークでも関係なく、自分の滑りを発揮できるレベルまで高めたいですね」
——競技に向き合うにあたって、平野さんが大事にしているものとは何でしょうか?
「やってきたことしか結局は身につかないので、どれだけ自分にとって日常を大事に過ごせるかということが、競技に対する自信に繋がっていると思います」
——日常を大事に過ごすという点においては服の着こなしも同じです。今回の撮影で着用された服はいかがでしたか?
「色やサイズ感、生地感といった部分で、自分の好きなテイストの服をたくさん着ることができたので、服への興味がさらに広がりました。特にパンツは動きやすくて競技でも日常でも併用できるものが多かったので、これから履くのが楽しみです」
——日常と競技の垣根を飛び越えられるとより身軽になれます。競技用パンツをユニクロと共同開発されているそうですね。
「こだわりは人それぞれだと思うのですが、自分にとっては幅のある形状だったり、動きやすくて軽いもの、心地よい生地感がとても重要で、服によってその日一日のモチベーションがすごく高まります。これからも自分のこだわりの形や色を発信して、ユニクロと一緒に歩んでいきたいです」
*このインタビューは3月4日に行われたものです
平野歩夢
1998年新潟県生まれ。
木下グループ所属。冬季オリンピックのスノーボードハーフパイプ種目で、二大会連続で銀メダルを獲得。2019年のスケートボード日本選手権でも優勝。2018年、ユニクログローバルブランドアンバサダーに就任。
【Staff Credit】
SWITCH 2020年5月号
PHOTO:NAOKI TSURUTA
STYLING:AKIO HASEGAWA
HAIR & MAKE-UP:KENSHIN(Epo Hair Studio)
スケートボードとスノーボードの二刀流で高みを目指すアスリートは
日々何を考え、どのような時間を過ごしているのだろうか
【着用アイテム】
ピーターサヴィルリミックス UT(半袖・オーバーサイズフィット)
チノショートパンツ(丈標準24~27.5cm)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
ドライカノコポロシャツ(半袖)
ロールアップスリークォーターカーゴ
※その他、スタイリスト私物
藍師・染師BUAISOU
【着用アイテム】
ドライEXプリントクルーネックT(半袖)Kanaikougei/BUAISOU.
EZYワイドフィットパラシュートジョガーパンツ(丈標準66~72cm)
※「ドライEXプリントクルーネックT(半袖)Kanaikougei/BUAISOU.」「EZYワイドフィットパラシュートジョガーパンツ(丈標準66~72cm)」は人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
TOKYO UT 河村 康輔(グラフィックTシャツ・半袖)
ヴィンテージレギュラーフィットチノ(ゆったりテーパード)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
TOKYO UT 山口 歴(グラフィックTシャツ・半袖)
ロールアップスリークォーターカーゴ
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
オーバーサイズクルーネックT(半袖)
ヴィンテージレギュラーフィットチノ(ゆったりテーパード)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)
ロールアップスリークォーターカーゴ
※「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)」は人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
SF映画コレクション UT エイリアンvs.プレデター(半袖・レギュラーフィット)
チノショートパンツ(丈標準24~27.5cm)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)
チノショートパンツ(丈標準24~27.5cm)
※その他、スタイリスト私物
【着用アイテム】
ライトウェイトフルジップパーカ
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)
EZYワイドフィットパラシュートジョガーパンツ(丈標準66~72cm)
※その他、スタイリスト私物
INTERVIEW
世界の頂を目指す挑戦者が
日々心がけていること
——昨年11月のリオデジャネイロで開かれた世界大会以降は久しぶりに日本に長期滞在をされていたそうですが、どのような日々を過ごしていたのですか?
「海外の大会での経験を経て、今自分が何をしなければいけないかという課題や目標が明確になっていたので、本当に毎日が練習の日々でした。その日のコンディションにもよりますが、5時間から7時間くらいは毎日練習を続けていたので、身体に負荷をかけた良いトレーニング期間を過ごせていたと思います」
——スノーボードと比べて、練習にはどのような違いがありますか?
「期間を区切って細かく目標設定をしてはいるのですが、スノーボードのように着々とスキルが上がっていくということはないですね。そもそもやってきた年数が全然違う。スノーボードは始めてから16年間ずっと、休む間もなくそれだけを突き詰めてきたので、基本が身についている分技の習得が早かったりするのですが、スケートボードは本格的に始めてまだ1、2年です。基本がまだ整っていないため思い通りにならないもどかしさを感じつつ、そんなに甘い世界じゃないと思い知らされています」
——自身のスケートボードの強みはどんなところだと思いますか?
「スノーボードをやってきた自分にしかできないものを武器にするべきだと思うので、跳んだ時の高さだったり踏み込みだったりかもしれません。常にスノーボードとの共通点を探りながら滑っているので、いずれは逆にスノーボードに活かせることを見つけられるのが理想です。そこが唯一自分の武器にできる部分なのかなと思っています」
——自身のプレイスタイルを言葉で表すとしたらどんな言葉が思い浮かびますか?
「高さと迫力ですね。競技を知らない人にも伝わりやすい要素だと思うので、一般の人たちが観戦して盛り上がれるようなアピールは大事にしたいと思っています」
——スケートボードの演技構成はどのように考えられているのでしょう?
「スノーボードのハーフパイプは決められた形があってどこも同じようなものなので、4回か5回跳ぶ技だけを考えてそこだけ練習していれば大会での構成に迷うことはないのですが、スケートボードは会場ごとにパークの状況が異なるため、普段完璧にできる技であっても通用しないことがよくあります。そうなると自分の理想よりも一段レベルを下げた演技構成で戦わなければならず、毎回自分が一番苦しめられているところでもあります。練習でのベストの自分をそのまま大会で発揮することの難しさは、スノーボードとは全然異なる部分であり、初めて経験していることでもあります。どんなパークでも関係なく、自分の滑りを発揮できるレベルまで高めたいですね」
——競技に向き合うにあたって、平野さんが大事にしているものとは何でしょうか?
「やってきたことしか結局は身につかないので、どれだけ自分にとって日常を大事に過ごせるかということが、競技に対する自信に繋がっていると思います」
——日常を大事に過ごすという点においては服の着こなしも同じです。今回の撮影で着用された服はいかがでしたか?
「色やサイズ感、生地感といった部分で、自分の好きなテイストの服をたくさん着ることができたので、服への興味がさらに広がりました。特にパンツは動きやすくて競技でも日常でも併用できるものが多かったので、これから履くのが楽しみです」
——日常と競技の垣根を飛び越えられるとより身軽になれます。競技用パンツをユニクロと共同開発されているそうですね。
「こだわりは人それぞれだと思うのですが、自分にとっては幅のある形状だったり、動きやすくて軽いもの、心地よい生地感がとても重要で、服によってその日一日のモチベーションがすごく高まります。これからも自分のこだわりの形や色を発信して、ユニクロと一緒に歩んでいきたいです」
*このインタビューは3月4日に行われたものです
平野歩夢
1998年新潟県生まれ。
木下グループ所属。冬季オリンピックのスノーボードハーフパイプ種目で、二大会連続で銀メダルを獲得。2019年のスケートボード日本選手権でも優勝。2018年、ユニクログローバルブランドアンバサダーに就任。
【Staff Credit】
SWITCH 2020年5月号
PHOTO:NAOKI TSURUTA
STYLING:AKIO HASEGAWA
HAIR & MAKE-UP:KENSHIN(Epo Hair Studio)