2月20日(木)、東京・六本木の東京ミッドタウンにて、2015年の新卒者を対象に、「ユニクロ希望塾2015」が開催されました。
希望塾とは、柳井社長による基調講演と、「Salesエリア」「Boothエリア」「Cafeteriaエリア」の3つのエリアからなる体感型エキスポで、ユニクロのビジネスやキャリアを知ってもらうというものです。
午前の部、午後の部と2回行われ、多くの学生の皆さんで大盛況の1日となりました。ここで実際に行われたプログラムの様子をご紹介していきましょう。
■Salesエリア(参加必須)
ここでは3つのプログラムを体験。まず、実際にヒートテックの開発に携わった先輩社員から開発物語を聞いていきます。防寒ルックの歴史を絵や文字にしながら、ユニクロの経営理念、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」をどう実践していったかをみていきました。
また、海外のユニクロでの活躍経験など、さまざまな経験を持つ先輩社員たちから、「失敗するのは当たり前。困難をどう乗り越えてきたか」「この会社で楽しみながら仕事ができる人、できない人」など、現場で活躍する社員の成長体験を聞いていきます。
さらに、実際に店舗で活躍中の店長たちと、売場づくりを模擬体験。参加者からは「日頃お店で見ているのに実際にやるのは難しいですね」の声も挙がりました。頭と手を動かし、店長業務を通して、ビジネスの中心となる「店長=経営者」とは何かを考えます。
■Boothエリア(自由選択)
ここでは、アメリカ、中国、バングラディシュを始めとする世界8カ国の現地社員とオンラインで会話できます。グローバルな活躍を希望する参加者の皆さんは現地の日頃の業務に興味津々。堪能な英語を駆使して質問している様子が印象的でした。
また、ユニクロのCSR活動、キャリア、年収、店長の1週間のスケジュールなど写真とデータを見ながら、先輩社員に直接疑問点を質問できます。
■Cafeteriaエリア(自由選択)
ここでは、営業、マーケティング、企画、コーポレート、生産物流など、さまざまな職種や年次の社員たちと交流し、自由な雰囲気の中で、参加者が希望する職種への理解を深めていきます。
上記のほかに、柳井社長による基調講演では、参加した皆さんが柳井社長のメッセージに真剣に耳を傾けていました。
「皆さんにお願いしたいことは、自信と謙虚さを持ってほしいということ。リーダーは外向的な性格で、自分ばかりが前に出るという人が向いているとは限りません。リーダーとして自信、権限、責任を持ちながら、部下や上司を尊重し、能動的に人のために仕事ができる。そういう人こそがリーダーに向いているのです」(柳井社長)
体感エキスポ、基調講演を終えた参加者からは、「ユニクロのグローバル展開に興味を持っていたので参加しました。私は、海外でまだユニクロが出店されていない国で、店舗の立ち上げに携わるのが夢です。日頃は体験できない店長業務も知ることができ、非常に勉強になりました」など、さまざまな感想が寄せられました。
また、モバイルイベント「UNIQLO MEETS YOU」(スマートフォン限定)も同時開催され、5つの特設ブースに設置されたQRコードを読み取り、すべてをコンプリートした方にはプレゼントが配られました。
好評のうちに幕を閉じた「ユニクロ希望塾2105」。ユニクロはこれからも、世界中で活躍できる真の経営者を育てていきます。