ユニクロは、バングラデシュの女性用伝統衣装サロワカミューズにインスピレーションを得たウィメンズの新たなコレクションを、4月20日(月)から順次、日本をはじめ世界14カ国のグローバル旗艦店など23店舗と一部オンラインストアで販売します。
このコレクションは「LifeWear」をコンセプトに、「あらゆる人の日々を彩り、ひとりひとりの生き方を豊かにしていく服」づくりを追求するユニクロが、人々に長く愛され生活に根ざした日常着である伝統衣装をシンプルで現代的なスタイルにアレンジしたものです。デザインは、ニューヨークのユニクロ商品開発チームが手がけました。
「シンプル・エスニック」をテーマにした本コレクションは、伝統的にワンピースとパンツ、スカーフで構成されるサロワカミューズのスタイルを踏襲した3アイテムに、チュニックを加えた4アイテムを全9型で展開します。サロワカミューズの特徴である繊細な刺繍や織り柄、鮮やかな色使いを活かしつつ、ユニクロならではのシンプルで美しいシルエットと着心地の良さを追求しました。高品質な綿ドビー、ガーゼなどの天然素材を用いて、ナチュラルな風合いと、軽く肌ざわりの良い着心地を実現しています。薄く透け感のある素材は、重ね着によってさまざまに表情が変化し、ワンピースとパンツ、スカーフのセットのほか、ワンピースやチュニック単品での着こなしや、他のユニクロのアイテムと組み合わせた幅広いコーディネートが楽しめます。
ユニクロの重要な生産拠点のひとつであるバングラデシュでは、不十分な教育システムが社会課題のひとつとされています。特に、縫製産業従事者の大部分を占める女性の基礎教育機会は限られています。このため、衛生・栄養管理やお金の使い方など生活に必要な知識が十分でなく、自身や家族の病気予防や対処ができない、将来設計の概念が乏しいなどの理由から収入や生活が不安定になるといった問題を抱えています。
こうした課題の解決に貢献する目的で、本コレクションの収益の一部を活用し「Factory Worker Empowerment Project」を始動。途上国での女性の教育支援に実績のある国際NPOのBSRが提供するプログラムを通して、自社の取引先縫製工場で働く女性を対象に、基本的な栄養学や妊娠・出産時のケアを含む衛生・健康管理、家計管理などのライフスキル習得を促進し、ユニクロの品質を支える人たちの未来を持続的に支援することを目指します。本プロジェクトは、1年間で約2万人の働く女性を支援します。
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