夏本番、ワンピースが大活躍の季節がやってきました。ユニクロでは、今から着こなせて、秋までたっぷりと楽しめる、新作ワンピが続々登場しています。ワンピースって、1枚でコーデが完結してしまうから、なんとなく無難でいつもと同じコーデになってしまう人も多いのでは……? 今回は、そんなマンネリ悩みを解決すべく、スタイリスト佐藤佳菜子さんに、新作ワンピの着回し術を教えてもらいました。合わせるアイテムや着方次第で、同じワンピースの印象が変わるテクは必見!
スタイリスト 佐藤佳菜子さん
OggiやBAILAを中心に活躍。ベーシックなアイテムでも着る人を美しくひきたてるスタイリングに、読者から絶大な支持を得ている人気スタイリスト。
■定番ボーダーワンピースをおしゃれに見せる方法
<Summer>
1枚で着てもいいけれど、人気がゆえにコーデかぶりも心配なボーダーワンピース。夏は、フランネルチェックシャツをラフにウエストマークすると、よりおしゃれ感を高めてくれます。一見難しそうな柄×柄の組み合わせですが、確実にコーデの鮮度がアップします。
<Fall>
さわやかな配色のボーダーワンピースには、柔らかい素材のテーラードジャケットを肩がけすると、カジュアル感が抑えられ大人っぽく仕上がります。スニーカーもいいけれど、秋になったら断然ショートブーツ。バーガンディのニットキャップを差し色にするとぐっと秋感が出せます。
※ニットキャップは9月上旬発売予定
■カジュアルになりすぎないデニムワンピースの着方とは?
<Summer>
カジュアルワンピの代表格、デニムワンピースは、夏は薄い色味のブルーが涼やかでオススメです。デニムブルーにはブラウンのベルトを効かせるとより大人っぽく仕上がります。シルエットにも遊びが加わり、スタイルも良く見えます。袖は2巻きロールアップして、ボタンは2個外して首回りをスッキリと、襟は少したてる、の3つのアレンジで、デニムワンピースも新鮮に見え、抜け感も格段にアップします。
<Fall>
「カジュアルになりすぎないこと」が大人のデニムワンピースの鉄則。グレーのタートルネックセーターをレイヤードすると、カジュアルから一変、しっとりとした印象にまとまります。仕上げに、引き締めカラーのネイビーのカーディガンをラフに羽織れば、今年っぽくキマります。
※タートルネックセーターは8月下旬発売予定
■小物次第でレディにもカジュアルにもキマるブラックワンピース
<Summer>
着回し次第でレディにもカジュアルにも印象が変わるブラックワンピースは、1枚は持っていたいもの。足をきれいに見せてくれるラウンドされた裾のカッティングやスリット、ハーフネックなど、今年らしいトレンド要素が詰まったクレープワンピースは、どんなシーンでも頼れる1枚です。夏は、シルエットの美しさを活かし、小物はシンプルに。ベージュのヒールやバイカラーのバッグなどの大人アイテムを合わせて、品のあるお出かけ仕様に仕上がります。
<Fall>
全身モノトーンは真夏にはやや重たいのですが、秋はホワイトのケーブルニットを効かせて、バッグや小物もダークな色味で統一すると◯。メガネや、レースアップシューズなどのトラッド小物で、エレガントなワンピースをカジュアルダウンするのがオススメです。
※ケーブルニットは7月下旬発売予定