- 日本サッカー協会が主催する「JFAユニクロサッカーキッズ」は、小学生をのぞく6歳以下の子どもたちなら誰でも参加することができるサッカーフェスティバルです。子どもたちに身体を動かすことの爽快さやスポーツのすばらしさを体感してもらいながら、サッカーの普及・浸透、さらには人材の育成を図る「JFA キッズプログラム」の一環で、ユニクロは本プログラムの趣旨に賛同し、公式パートナーとして2003年から協賛をおこなっています。
- 毎年全国14会場で開催し、プロ選手の試合もおこなわれる本格的なグラウンドで子どもたちがおもいっきり身体を動かせることから、子どもたちだけでなくそのご家族からもご好評いただいており、今年で13年目になりますが、これまで約20万人にご参加いただきました。
- 1月24日(日)に京セラドーム大阪で開催され、およそ2000人の子どもたちが参加しました。今回は、ユニクロの社員で、デフサッカー日本代表でもある塩田知弘さんの呼びかけで、聴覚障がいを持った子どもを中心としたチームが初めて参加。たくさんの人と大きな会場に、最初はとまどっている様子もみられましたが、試合が終わっても積極的にボールとふれあうなど、最後までイベントを楽しんでいました。
- 開会式では、ボランティアスタッフのみなさんにハイタッチしながらグラウンドに入場。少し照れながらも堂々とした歩みで、気分はさながらプロ選手。
(試合)
- ゲーム方式は8人制のミニサッカーで、時間は約10分間、1チームにつき2〜3試合おこないます。勝ち負けは決めないスタイルで、子どもたちは時間いっぱいボールを追いかけ、ゴールを目指します。2試合目にはスペシャルゲストの元プロサッカー選手・吉原宏太さんも参加してくださいました。
- キャプション:ときにはボールを取り合い白熱するシーンも。
- 今回はチーム引率のボランティアとしてデフサッカー日本代表選手のみなさんが参加してくださいました。試合後はキッズアトラクションエリアで一緒にサッカーを楽しみました。
- 保護者の方も楽しんでくださったようで「子どもが成長した姿を見ることができて感動しました」という声や「本当だったら眠たい時間なのに、たくさん走り回って楽しそうな様子が見られました」といううれしいお言葉をいただきました。
- 聴覚障がいを持つ子どもたちを中心としたチーム「ちゃさるの会」の引率者、高橋緑さんは「とても良い思い出になりました。今回は16人しか来られなかったのですが、今度は何チームも作って大勢で参加したいです」と話してくれました。
- 障がいを持った子どもたちを迎えるきっかけになった、ユニクロ社員でデフサッカー日本代表でもある塩田さんはイベントを振り返り、「初めての試みで少し不安もありましたが、実際にやってみると障がいに関係なく、みんな一緒にボールを追いかけ、ゴールを決めれば誰もが主役になれました。これからの子どもたちのために、こういう機会をどんどん作っていきたいと思います」と熱い思いを語ってくれました。
- 「JFAユニクロサッカーキッズ」では、今後も積極的に障がいを持つお子さんの参加応募を受け付けております。開催概要詳細および応募はJFA日本サッカー協会公式サイト(http://jfa-kidsfestival-usk.jp/)からご確認ください。
- 写真提供:オールスポーツコミュニティ