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カリーヌコラボ第3弾! ファッショニスタがお気に入りをピックアップ

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今回で第3弾となる大人気コラボコレクション「カリーヌ・ロワトフェルド」が11月11日(金)に発売されます。そこで、ファッション界のミューズとして知られるカリーヌ・ロワトフェルドについて、日本のファッションをリードする4人のファッショニスタにインタビュー。彼女の魅力や、今回のコラボコレクションのお気に入りアイテムなどを聞きました。

「カリーヌ・ロワトフェルド」コラボコレクションスペシャルサイトはこちら




01 お気に入りはプリントワンピース
   足元はもちろんピンヒールで

『Numero TOKYO』編集長 田中 杏子さん



<お気に入りアイテム>
リボンタイワンピース
11月11日販売開始予定


カリーヌの最初のキャリアはスタイリスト/ファッションエディターでしたが、当時から群を抜いて才能のある方でしたね。のちにフランス版『VOGUE』の編集長を経験され、トップデザイナーたちのミューズとなり、ファッション業界のカリスマとして、映画化までされた方(*2014年公開『マドモアゼルC 〜ファッションに愛されたミューズ〜』)。彼女の築き上げたキャリアは、誰にも真似できない特別なもの。ニットにタイトスカートにピンヒール…そんなシンプルなスタイルも、彼女が着ると“カリーヌ流”になる。抜群のセンスに脱帽です。
今回のコレクションで特に気に入ったのは、ボタニカルモチーフのプリントワンピース。ワイドベルトでウエストマークして、黒のヒールを合わせたいですね。ブラックジャケットとも相性が良さそう。その他には、グレンチェックのライダースとレースのスカートを組み合わせて着たいです。足元はもちろんピンヒールで。
シンプルで気やすく、手に取りやすい価格帯なのに、素材とデザイン、シルエットがパーフェクト。着るだけでカリーヌのようなファッショニスタになれるコラボコレクションは、人気が出るのも納得です。


<PROFILE>
ミラノでファッションを学び、帰国後、スタイリストや『VOGUE JAPAN』のファッションエディターとしてキャリアを重ね、2005年より現職。
著書『AKO’S FASHION BOOK』。




02 マニッシュなブレザーをフェミニンに着こなしたい

モデル 国木田 彩良さん


<お気に入りアイテム>
ツイードジャケット
11月11日販売開始予定


カリーヌの魅力は、やはり彼女のスタイルとアティテュード(生き方)ですね。ロシア人の映画プロデューサーを父に持ち、由緒正しき家系に生まれたカリーヌは、18歳でモデルとしてのキャリアをスタート。その後、スタイリスト/ファッションエディターに転身し、90年代に“ポルノ・シック”と呼ばれたグラマラスでスキャンダラスなスタイリングを提案。当時のファッションにセクシュアリティの要素を取り入れて、“挑発的なのに洗練されていてエレガント”という新しい女性のイメージを生み出しました。フレンス版『VOGUE』の編集長に就任した後は、撮影で細すぎるモデルを起用することや、煙草を小道具として使うのを辞めたことでも有名。本当の意味で、ファッション界にフェミニズムを取り入れた方だと思います。
そんな伝説を持つカリーヌがユニクロとコラボしたコレクションの中で、一番のお気に入りはマニッシュな黒のブレザー。黒のパンツとヒールを合わせて、マニッシュなシルエットをフェミニンに着こなしたいです。


<PROFILE>
ロンドン生まれのパリ育ち。日本人の母とイタリア人の父を持ち、明治時代の小説家・国木田独歩の玄孫にあたる。




03 レオパード柄ファーブルゾンで
   柄on柄コーデにトライしたい

スタイリスト 亘 つぐみさん


<お気に入りアイテム>
ファータッチブルゾン
11月11日販売開始予定


カリーヌはセクシーでチャーミング。内に秘めた強さが美しく、それでいて女っぽさを感じる魅力的な女性ですね。私も“強くても女らしい”という視点を大切に、ファッションを楽しみたいと思っているので、カリーヌにはとても憧れます。
そんな彼女の美意識が反映された今回のコレクションの中で、実際に着てみたいと思ったのは、レオパード柄のエコファーブルゾン。インナーにはプリントブラウスをチョイスして柄on柄を楽しみつつ、レザースカートでグラマラスにコーディネートしたいです。


<PROFILE>
エレガントでセクシーなスタイリングに定評があり、多くの女優、モデルから支持されている。雑誌、広告、ビジュアル制作ディレクションなど、幅広い分野で活躍中。




04 メンズライクとフェミニン
   2面性を持つコートが魅力的

タレント RIKACOさん



<お気に入りアイテム>
ウールブレンドコート
11月11日販売開始予定


カリーヌが何かのインタビューで「キャットウォークで新しいトレンドを発見したら、自分のワードローブに取り入れますか?」と聞かれたとき、「もし私らしいと思えば…ですね。私は自分のスタイルを熟知しているから、トレンドを追うことはしないの」と回答していたのに共感したのを覚えています。私自身もワードローブの精鋭たちは、10代の頃から変わっていないから。
彼女のおしゃれは、ペンシルスカートにシャツの胸元を大きく開けているのに、決して艶っぽくなりすぎない。それは彼女自身がいつも自然体で、中世的な魅力の持ち主だからだと思います。それは、私のおしゃれに対するアティテュードと同じ。“女性らしさ”という定義の部分で似たところがあるように感じ、親近感を覚えて以来、コレクションスナップでも目に留まる存在でした。
実は、私もユニクロユーザー。ユニクロの絶大な支持者である長男に「百間は一見に如かず」と言って連れて行かれて以来、ベーシックでシンプルなアイテムを愛用しています。カリーヌのようなモード界のカリスマとコラボした“瞬発力”のあるアイテムを、カンフル剤的に日々のコーディネートに投入するのは、スタイリングに磨きがかかってとてもいいですね。おしゃれ好きなユニクロユーザーなら彼女のコレクションということを意識して、また、彼女を知らない人も手に取れるいい機会だなと思います。
今回のコレクションの一番のお気に入りは、ブラウンのチェスターコート。前から見ると、ウエストシェイプされているものの、ジェンダーレスに見えるメンズライクなデザイン。でも後ろ姿は、前のシルエットからは想像できない、ふんわりとフェミニンで構築的なシルエット。そのギャップに惹かれました。このコートには、Vネックのニット×ニットのロングタイトスカートのセットアップを合わせたい。バッグは、短めストラップで斜めがけに。足元はフリンジのショートブーツかスニーカーで、私らしく着こなしたいです。


<PROFILE>
タレント業のほか、通販カタログ『RIKACO’s style』のトータルプロデュースや、ブランドのディレクション、 オーガニックをテーマにインナービューティにもこだわり、ライフスタイルを提案するbe my selfの運営など、多方面で活躍中。
著書に『RIKACO’S BASIC』など。


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