ユニクロのグローバルアンバサダーであるノバク・ジョコビッチ選手とユニクロの共同発案で発足したプロジェクト「Clothes for Smiles」。
未来を生きる子どもたちのために、さまざまな夢や希望を提供していくことを目的としたこのプロジェクトは、2012年秋冬のヒートテックとウルトラライトダウンの売り上げから10億円のファンドを設立。うち5億円をユニセフに寄付、5億円を子どもたちの夢を支援するアイデアに割当て展開していきます。
そしてこのたび、世界の46カ国から集まったアイデア739件の中から選ばれた8つのアイデアのうち、5つのプロジェクトが始動。また、プロジェクトの進捗や対象地域の子どもたちの様子をご覧いただけるよう、「Clothes for Smiles」の特設サイトをリニューアルいたしました。
今回始動する5つのプロジェクトの概要や対象地をご紹介いたします。
■図書館プロジェクト(カンボジア)
実施時期:2013年9月上旬〜
約30年続いた内戦が終わり、経済や教育の格差が問題になっているカンボジア。字が読めないために起きる薬の誤飲などの問題を解決するため、図書館を設立し、読書促進プログラム等を通じて子どもたちの識字率を改善していきます。
■ワクワークセンタープロジェクト(フィリピン/セブ)
実施時期:2013年9月上旬〜
学校に行けないフィリピンの貧困層の子どもたちが自立するためのラーニングセンターと、職業訓練やインキュベーション施設を設立し、生まれた環境に関係なく、誰もが夢をもってやりたいことを実現できる社会づくりを支援します。
■女子サッカープロジェクト(バングラデシュ、ガーナ、ジンバブエ)
実施時期:2013年9月上旬〜
貧困や伝統的な慣習が原因で、教育や保健医療などのサービスの享受が限られている途上国の女の子の、自立と社会的地位の向上を支援するため、サッカー大会の企画、運営に加え、リーダーシップトレーニングなどの意識啓蒙活動も実施していきます。
■e-Educationプロジェクトinフィリピン(フィリピン/マニラ、ミンダナオ)
実施時期:2013年4月〜実施中
子どもたちが意欲をもって学び、自分の可能性を広げていけるよう、日本の大学生が現地の教育ニーズを調査した後、フィリピンで最高レベルの先生の授業をDVDに収録し、学ぶ機会の乏しい子どもたちに映像授業として届けていきます。
■ワクワク社会体験プレゼント(セルビア/ベオグラード)
実施時期:2013年11月
貧困や就職難など厳しい環境で暮らす難民センターの子どもたちへ、ユニクロの店舗を模した空間でお買い物体験をプレゼント。好みで買った服を身につけ思い思いに自己表現することで「なりたい自分になれる」というワクワクするような経験を提供します。
「世界のあらゆる人々の生活や社会を、ユニクロの服でよい方向に変えていく」——その実現に向けて始動する5つのプロジェクト。「Clothes for Smiles」の新たなWebサイトではプロジェクトの詳細や活動状況を順次発信してまいります。
■「Clothes for Smiles」プロジェクトについてはこちら