「世界が着こなすジョガーパンツ」と題したシリーズの最終回は、パリ編です。20歳の学生から43歳のフライトアテンダントまで、職業も世代も超えた男たち。パリジャンらしい余裕あふれるスタイリングにご注目ください。
マウンパやデニムジャケットとの
カジュアルな共演はお手のもの
パリジャンが街でカジュアルにマウンテンパーカを着こなす際にも、ジョガーパンツが欠かせないものに。グレーのミラノリブ素材を選べば、子供っぽい印象になりません。
クリスチャン・ストランド(Christian Strand)
フォトグラファー
28歳
【着用アイテム】
マウンテンパーカ
フランネルスタンドカラーシャツ(長袖)
ミドルゲージワッフルクルーネックセーター(長袖)
ミラノリブジョガーパンツ
無地カラーソックス(消臭機能付き)
自転車のフレームとさりげなく色みを揃えたジョガーパンツが、デニムジャケットと好相性です。ジョガーパンツには伸縮性があるから、自転車に乗っていても快適。
ステファン・メラード( Stephane Mérard)
フライトアテンダント
43歳
【着用アイテム】
デニムジャケット
ドライカラークルーネックT(半袖)
エクストラファインメリノクルーネックセーター(長袖)
ワッフルソックス
ジョガーパンツ(コットン)
パリのシックなスタイリングに
ジョガーパンツで今どき感を
ウールカシミヤチェスターコートにフランネルスタンドカラーシャツを挿すと、シックにしてモダンな趣き。ジャージー素材のジョガーパンツで、さらにモダンな印象へ。
フロラン・ストランビオ( Florent Strambio)
モデル
26歳
【着用アイテム】
ウールカシミヤチェスターコート
フランネルスタンドカラーシャツ(長袖)
ジョガーパンツ(ジャージー)
ウールハット
ステンカラーコートとコットンカシミヤケーブルクルーネックセーターで、トラッドに。デニムスリムフィットシャツとジャージージョガーパンツで、適度な抜け感を漂わせて。
ニコラ・ル・ブラン( Nicolas Le Brun)
ウィスキーショップ スタッフ
35歳
【着用アイテム】
ステンカラーコート(ライナー付き)
コットンカシミヤケーブルクルーネックセーター(長袖)
CHEMISE EN JEAN SLIM FIT
ジョガーパンツ(ジャージー)
無地カラーソックス(消臭機能付き)
ミラノリブジョガーパンツは編み地が上品な面持ちなので、ウールブレンドPコートに合わせると温もりがあってシックなムードの冬スタイルを構築することができるのです。
ステファン・ポンサー( Stephane Ponsar)
アパレルショップ スタッフ
31歳
都会派の最先端スタイルでも
ジョガーパンツが大活躍
ダウンベストとウルトラストレッチジョガーパンツがアスリージャースタイルのキープレーヤーに。ネイビーを基調にしてまとめることで、都会的な空気感を醸し出しています。
セドリック・パリング( Cedric Paring)
バーテンダー
28歳
【着用アイテム】
ダウンベスト
メリノブレンドタートルネックセーター(長袖)
ソフトタッチクルーネックT(長袖)
ジョガーパンツ(ウルトラストレッチ)
MA-1ブルゾンとデニムジョガーパンツをブラックで揃えるスタイルは、パリの学生にも人気。ミリタリーアウターでクールに見せておいてリラックス感も充分という上級ルック。
ミカエル・サルボ( Michaël Salbot)
学生
20歳
【着用アイテム】
MA-1ブルゾン
フランネルチェックシャツ(レギュラーカラー・長袖)
ワッフルヘンリーネックT(長袖)
ジョガーパンツ(デニム・スキニーフィット)
ウールハット
これまで「ロンドン、ニューヨーク、パリの男たちによるジョガーパンツの着こなし」をシリーズでお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。世界のスタイリングを参考にしながら、日本のみなさんもジョガーパンツを楽しんでみてください。