冒険家・南谷真鈴(みなみや まりん)。2016年5月23日、わずか19歳にして世界最高峰・エベレスト(8848メートル)の登頂に成功し、日本人最年少記録と女性世界最年少記録を塗り替えた。13歳で登山を始め、これまでにアコンカグア(6962メートル)やマナスル(8156メートル)といった世界中の高峰を登頂してきた南谷。2016年7月4日には、アメリカ合衆国のデナリ(6190メートル)の登頂に成功し、七大陸最高峰制覇を達成。次世代の冒険家として注目を集める南谷が登山ウェアに選んだのは、ユニクロのヒートテックだった。
「8000m地点では太陽が近く、雪や氷の反射もあってとても暑くなります。ヒートテックは、汗をかいても速乾性に優れているので体が冷えることもなく、しっかりと保温してくれます。また、クライミングしていると強い日差しで、首の後ろが日焼けで真っ黒になってしまうので、タートルネックタイプを愛用しています」
保温、速乾機能のほかにも、ヒートテックのストレッチ性が魅力だと南谷。クライミングのように全身を使うようなシーンでは、腕や脚の動きを妨げることなく自分のパフォーマンスに集中できるのだという。
「ヒートテックは保温や汗を逃がすといった機能が一枚に込められたオールインワンなインナー。アウトドアメーカーのウェアのように何枚も重ね着をする必要がありません。私のまわりには、登山時にヒートテックをインナーとして着ているユニクロ愛用者”ユニクラー”がたくさんいますよ」
「普段からずっとヒートテックを着ていたので、すごく愛着がありました。海外のアウトドアメーカーのウェアは日本人の体型に合わないことが多いのですが、ユニクロの製品ならどんな人でもサイズが合うし、好きなモデルが必ず見つかります。
また、ここまでインナーウェアに技術を込めているアパレルブランドは他にはないと思います。シーンや用途に合わせて、最適なヒートテックを選ぶことができるのは、すごく魅力的なことなんです」
エベレスト遠征に持っていったヒートテックは上下一枚。荷物制限があるため極限まで装備を切り詰めたのだという。たった一枚のヒートテックだが、その耐久性には驚いた南谷。
「エベレストで着ていたヒートテックは、もうずっと使っていて何十回も洗っています。保温性は変わりませんし、どんどん愛着もわいてきてしまって手放せない一枚です。
もちろん普段の生活でも、寒い時にはヒートテックにジャケットを羽織って大学に行きますし、授業中はヒートテック一枚で過ごすことも少なくありません。
ヒートテックは、登山から普段の生活まで、インナーという枠を超えて私のスタイルになっている、まさにLifeWearな商品だと思っています」
来年には山岳グランドスラムを達成するために最後のひとつである北極点を目指すという南谷。ヒートテックと一緒に、新たな冒険に挑んでくれるはずだ。
【着用アイテム】
ヒートテックエクストラウォームタートルT
ウルトラストレッチハイライズアンクルジーンズ