新生活に向け、春アイテムも気になってくる時季です。今回はカジュアルだけでなくビジネスシーンでも活躍してくれるイージーケアコンフォートシャツを紹介します。このシャツの最大の特徴はジャージー素材の生地を使用したことで、きちんと見えるのに動きやすく、ストレスフリーな着心地が味わえることです。ここでは特別に雑誌『Oceans』で活躍中の人気スタイリスト・菊池陽之介さんにビジネスにおける同アイテムの取り入れ方を指南していただきました。
PICK UP ITEM
イージーケアコンフォートシャツ
このラクな着心地は、クセになる
「見た目はオックスフォードシャツに近くかなり上品ですが、実は生地にハリのある通常のシャツ地ではなく、伸縮性のあるジャージー素材でできているので、シワになりにくく抜群に着心地が良いんです。ドライ機能もついているので少しぐらい汗をかいても、すぐに乾いてくれるのも魅力ですね。ストレッチ性が高く動きやすいのですが、襟や袖には適度なハリがあるのでビジネスシーンでかっちり見せるにはうってつけ。オンオフ問わず使えるシャツはこれからの時期、お手持ちのワードローブにあると便利です。とにかく一度袖を通してこの心地良さを実感すれば、その良さがわかりますよ」
■STYLE 1
品よくクリーンなジャケパンスタイルも、実は着心地も重視
「イージーケアコンフォートシャツは適度なシャリ感もあるので着こなしを上品かつクリーンに見せてくれます。これがカジュアルな着こなしだけでなく、ビジネスシーンでも使える理由でもあります。このシックなジャケパンスタイルはこれだけカッチリしているのに、実はジャケットも柔らかなジャージー素材でシワになりにくく、パンツもストレッチが効いていて動きやすいなど、快適な着心地という側面もしっかり考えられているのも見逃せないポイントです」
【着用アイテム】
イージーケアコンフォートシャツ(スリムフィット・長袖)
コンフォートジャケット
ドライレギュラーフィットノータックパンツ
ネクタイ(無地)
※その他スタイリスト私物
■STYLE 2
ネイビーシャツは洒脱かつ、着心地も快適なので超実用的
「実はこのイージーケアコンフォートシャツはかなり実用的。ビジネスシーンでも着まわしが効く上に、どこか洗練された感じをプラスしてくれます。この着こなしではシャツにネイビーをチョイスしたことで洒脱な雰囲気が際立っています。ネイビーのシャツは、グレーなどトーンの明るいジャケットやパンツと相性が良いので覚えておきましょう。ジャケパンスタイルもシックながらきちんと見せられるし、ラクに着られる快適シャツは活用の幅も広いんですよ」
【着用アイテム】
イージーケアコンフォートシャツ(スリムフィット・長袖)
コンフォートジャケット
ドライレギュラーフィットノータックパンツ
レザーストレッチメッシュベルト
※その他スタイリスト私物
■STYLE 3
ジャケットを脱いだ後のシワも気にならず、主役級の存在感を発揮
「例えばこれから春先になれるとジャケットを脱ぐシーンも増えてくるはず。そんな時でもこのシャツは日本人の体形を考えたスリムなシルエットのおかげで、1枚でもかっちり感を保ってくれます。ジャケットを脱いだ後も、イージーケア加工が施されたことで、シワも気にならないんです。また動き回って汗をかいても安心。ドライ機能ですぐ乾くから着心地も快適なんです」
【着用アイテム】
イージーケアコンフォートシャツ(スリムフィット・長袖)
ドライストレッチパンツ(ウールライク)
ネクタイ(ストライプ)
レザーメッシュベルト
ドライストレッチジャケット
※その他スタイリスト私物
■STYLE 4
グレーのシャツでシックなオフィススタイルを構築
「コンフォートジャージーシャツはホワイト、グレー、ブルー、ネイビーと、ビジネスシーンで活用できるベーシックなカラー展開が魅力です。そのひとつがこのグレー。見た目はオックスフォードシャツに近いので、カジュアル感の強いホワイトパンツとも相性がいいんです。この着こなしはニットを合わせたミニマムなオフィス仕様のスタイルですが、パンツが着こなしの中で絶妙なメリハリを作り出しています。ニュアンスのあるグレーをチョイスすれば、ホワイトパンツの良さも際立つんですよ」
【着用アイテム】
イージーケアコンフォートシャツ(スリムフィット・長袖)
コットンカシミヤVネックセーター(長袖)
スリムフィットノータックチノ
ネクタイ(ドット)
ストレッチメッシュベルト
※その他スタイリスト私物
Stylist
菊地陽之介
『Oceans』を中心にさまざまなメンズファッション誌やブランドカタログで、大人のツボとトレンド感を抑えたスタイリングを披露する人気スタイリスト。ほかにも、CMや広告、さらにはタレントの衣装も担当するなど活躍のフィールドは多岐にわたる。
【Staff Credit】
Photo:Sachihiko Koyama (STUH)
Styling:Yonosuke Kikuchi
Writing:Yasuyuki Ushijima
Edit:Mo-Green