近年では、仕事がよりダイナミックになり、オフィスの在り方がより一層オープンになるなど、働き方が大きく変化しています。それに伴い、働く人々のワードローブも一段と多彩に。「The New 9 to 5(9時5時の新たな概念)」というのは、パーテーションで仕切られた小さな空間から抜け出し、現代における労働者の多様なニーズや個性に合った柔軟性を持つことを意味しています。
Blender Workspace(ブレンダー・ワークスペース)はニューヨークのNoMad(ノーマッド:ノース・オブ・マディソン・スクエア・パーク)地区に位置する小規模なコワーキング・スペースです。今回は、新たな働き方に取り組む様々な職業のプロ集団を取材。Blenderでは、クリエイティヴな起業家や洗練された仕事場を必要とするビジネス・オーナー、さらに、多方面で活躍するフリーランサーから本気で変化を引き起こそうとしている先進的なイノベーターまで、興味深い人々が働いています。
私たちは、多様なスタイルを持つBlenderのコワーカーたちのもとを訪れ、彼らの新しい働き方や、仕事でどんな洋服を着用しているのか、そして共に働くことでなぜ強くなれるのかについて尋ねてきました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Laura Casinelli – クリエイティヴ・ソフィスティケート(クリエイティヴで洗練された人物)
いつもエレガントなLauraは、自身が経営するコミュニケーション・エージェンシー「Franklin11」の戦略ディレクター。国際的な組織からレストラン経営者まで幅広いクライアントを抱え、高級車から音楽まであらゆる業界のブランド戦略を考案しています。彼女は自分一人で考えるよりも、多様なバックグラウンドを持つ人々とアイデアを交わすことで、絶えずインスピレーションを得ています。仕事とワードローブ、両者においてLauraを象徴するスタイルには、モダンでクリエイティヴな雰囲気を持ち、洗練された彼女のパーソナリティーが直接反映されています。
-仕事中はどんな洋服を着用していますか?
毎日クライアントのところから帰ってきて、テーブルに向かって新しい働き方を生み出すことができるような服。つまり、新鮮な視点をもたらしてくれる洋服ということですね。
-インスピレーションはどこから得ていますか?
地下鉄に乗っている時に、一番いいアイデアが浮かびます。アイデアを引き出すために、ノートを片手にわざわざ地下鉄に乗ることもあるぐらいなんです!
-子供の頃の夢は何でしたか?
哲学者のAlbert Einstein(アルバート・アインシュタイン)か、ライオンになりたかったですね。子供の頃はなぜか、野生的な髪型をした人に憧れていました。
-仕事の合間に食べるおやつは?
クレモンティーヌです!クレモンティーヌを食べると活力が高まり、すぐに目が覚めますね。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
【着用アイテム】
(上)
ドレープロングジャケット
レーヨンエアリーブラウス(長袖)
ドレープワイドアンクルパンツ
(下)
ライトVネックカーディガン
UVカットストライプノースリーブセーター
ハイウエストラップミディスカンツ
Ben Chiriboga – エフォートレス・イノベーター(リラックス感を漂わせるイノベーター)
一般的に保守的とされる法律業界で、新しい働き方の意義を見出しているBen。元訴訟当事者である彼はその法律のスキルを活かし、成長を続けるコンサルティング会社「En Masse」を設立。以後、クリエイティヴな起業家のニーズをサポートしています。彼はあらゆる産業における革新の可能性を探っているため、協働的な環境に身を置くことで、集団の中で働く時に生じる創造的な交わりを生み出すことにもつながっています。彼の働き方の変化は、ワークスタイルやワードローブにも反映され、以前はスーツを身につけていましたが、今はクールでカジュアルな洋服を着用しています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
-幼い頃の夢は何でしたか?
レゴマスターになりたかったですね。取扱説明書を見ずに、全く新しいものを生み出そうとしていました。今はクリエイティヴ・ビジネスにおいて、同じようなことをしているので、そういった意味では夢が叶ったと言えます。
-インスピレーションはどこから得ていますか?
あらゆるところからです!常に複数のものを参照し、「自分の経験をどのように活かせるのか?」を自問しています。
-Blenderで働いてみた感想はいかがですか?
独創的に物事を考える人たちと共に、バンパーカー(遊園地の乗り物)に乗って遊んでいるような気分ですね。Blenderにいると、毎日異なる仕事の流れやアイデアについて学ぶことができるんです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
【着用アイテム】
(左上)
プレミアムリネンシャツ
ビッグシルエットクルーネックT(長袖)
イージーアンクルパンツ(ウールライク)
(右上、下)
イージーケアコンフォートシャツ(スリムフィット・長袖)
イージーアンクルパンツ(ドライ)
Christian Kotzamanis – アーキテクト・アントゥレプレナー(起業を果たした建築家)
Christianは、「MEDIUM Architecture」の創設者です。彼の仕事では、働き方やワードローブにおいて、一定レベルの伝統的なプロ気質が必要とされますが、先進的な考えを持つ同社では、他業界の人々と意見を交わすことに価値を見出すという新たなモデルを確立しています。Christianは、この柔軟性のある空間や、刺激的な人々に囲まれたコミュニティーに身を置き、顧客の構築に取り組んでいます。
-インスピレーションはどこから得ていますか?
ニューヨークはインスピレーションの宝庫ですね。全てがエネルギーに満ちていて、街が人々から最高のものを引き出します。誰もがとてもオープンな気質を持っていますし、相互に好奇心を抱くことがとても刺激的なんです。
-仕事中はどんな音楽を聴いていますか?
イヤホンと音楽は、仕事で集中を高める時に、必要不可欠なものです。私はアンビエント・インストゥメンタルが好きで、たまにクラシックも聴いています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
-自身の仕事で好きなところは?
問題を解決したり、他の人たちと協力して進めていくプロセスが好きですね。そのため、共有のワークスペースで起こる偶然の出会いは、創造力を養う上で大いに役立っています。
-幼い頃の夢は何でしたか?
Bruce Lee(ブルース・リー)になりたかったですね。彼は間違いなく、僕の仕事に適した人物です。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
【着用アイテム】
(上)
ストレッチワークジャケット
ファインクロスストレッチスリムフィットストライプシャツ(長袖)
※シャツは人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
(下)
ドライストレッチジャケット
エクストラファインコットンブロードスタンドカラーシャツ(長袖)
感動パンツ(ウルトラライト・コットンライク)
Barbie Bertisch –バーサトル・マルチタスカー(複数の職業を持つ多才な女性)
いくつかの肩書きを持つBarbie(バービー)は、リラックス感を備えたクールな雰囲気を漂わせています。日中は、急成長を遂げるホスピタリティー会社「TripCraft」のカルチャー・ディレクターを務め、夜はDJとして活動。その他にも、音楽雑誌やラジオ番組のコントリビューターを務めています。多様な職種の人々と空間をシェアすることは、知識やアイデアを得ることができるため、好奇心の強い彼女にとって完璧なチョイス。変化に富んだ働き方をするBarbieは、仕事上のあらゆる雰囲気に合うような、カジュアルでクラシックな着こなしの上級者です。
-仕事中はどんな音楽を聴いていますか?
不思議なことに、仕事中は音楽をほとんど聴かないんです!もし聴く場合は、オンライン・ラジオにアクセスして、幅広いサウンドに触れていますね。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
-自身の仕事で好きなところは何ですか?
色々な肩書きで仕事ができるところですね。本当に新鮮な働き方だと感じています。日中はクライアントと共に仕事をし、独創的なソーシャルメディアの運営について議論を交わしたり、新たなテクノロジーについて話していますが、夜はギアを切り替えて、音楽やラジオ、ダンス、そしてナイトライフの美しさを追求しています。
-仕事中はどんな洋服を着用していますか?
昼と夜の自分を分けているので、洋服も完全に区別していますね。ただ、心地良さは自分らしくいられるカギとなっているため、ボタンをかける時でも、カジュアルさや誠実さを心がけています。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
【着用アイテム】
(左上)
UVカットクルーネックカーディガン(長袖)
UVカットリブノースリーブセーター
スマートスタイルアンクルパンツ(ウィンドウペン)
(右上、下)
プレミアムリネンシャツ(長袖)
ドレープジョガーパンツ(ストライプ)
エアリズムブラキャミソール