ユニクロのパリ1号店であるオペラ店はこの10月1日に5周年を迎え、パリ在住の人々だけではなく、フランス全土やヨーロッパでもユニクロの人気がアップしてきています。今回はパリ・オペラ店から、この秋冬シーズンとの人気傾向とおしゃれに敏感なパリの人々の着こなしをレポートします。
まずはパリ店のスタッフに聞いてみました。
パリ店に勤めて3年、ベテランスタッフのディアナさん
パリ店スタッフ、ディアナさんによれば、今シーズンは、ウルトラライトダウンが大人気で、これまで暖かいけど着膨れするので、おしゃれじゃないというイメージが強かったダウンに対し、ウルトラライトダウンはスタイリッシュでエレガント、その上暖かい……ということで、デザインも機能性も優れていることが、おしゃれなパリジェンヌ、パリジャンたちに受け入れられたのでしょうとのこと。
フランスは夏でも夜には気温が下がる反面、冬には外は寒くて室内は暖房がきいていて寒暖差が大きいので、簡単に脱ぎ着ができて、鞄に入れて持ち歩ける点が便利とのお客様の声をよく聞くそうです。
男性には、ベストとジャケットタイプのウルトラライトダウンの評判が高いようです。パリはスクーターで通勤する男性も多いので、スクーターに乗る時に着て、オフィスについたらポーチにしまう、という人も。また、ジョギングの前後にジャケットを羽織る、という話も聞きました。
道行く人が見上げる位置にあるショーウィンドーに、ウルトラライトダウンのディスプレイ
左 1階正面の売り場
右 2階メンズコーナー
ウルトラライトダウンはパリでも注目のアイテムのひとつで、人気の色は、男女ともまずは何にでも似合う黒、それからネイビー、ベージュなど定番色。店頭のディスプレイは、注目が集まってきている流行のライトグレーやパープルを取り入れたコーディネートで、着こなしの参考になりそうです。
左 流行色のパープルを重ねた、今年ならではの華やかな雰囲気のコーディネート
右 ライトグレーも今シーズンの人気の色。モノトーンでシックにまとめて大人っぽく
左 ウルトラライトダウンは薄手なので、カーディガンのように腰に巻いてももたつかず、腰回りも暖かい
右 ダッフルコートとパンツのシックな色合いの組み合わせも、パープルのウルトラライトダウンジャケットを差し色にすれば明るいイメージに
店内でお買い物中の、流行やオシャレに敏感なパリのお客様の声を集めてみました。
ドロレスさん 主婦
ウルトラライトダウンジャケットの黒を持っているので、今日は別の色を買いに来ました。このダウンは家族みんながお気に入りで、息子はブルー、娘はオレンジを着ています。私は夏のヴァカンスにもこれを持って出かけます。夜、レストランのテラスで食事をしたり、曇りの日に海岸にいると、急に気温が下がったりするので、そういう時に鞄から出してさっと羽織ることができるのが便利です。冬の寒い時は、ウールのコートの下に着ることも。デザインがシンプルなので、ワンピースにも、パンツにもＧパンにも合うし、友人にも勧めています。
ジャウイダさん 会社員
評判を耳にして、買いに来ました。旅行に持って行くのに便利そうですね。それから、私は、ボクシングとヨガをやっているので、スポーツをする時に着て行こうと思います。
ヤオーさん タバコ販売業
ユニクロが好きで、ウルトラライトダウンベストも持っているし、パンツもユニクロ商品です。冬は仕事中もウルトラライトダウンとその下に同じくユニクロのカシミアのセーターを着て、それで十分暖かいです。今日は、ジャケットタイプにトライしようと思って来ました。
セレナさんとエレナさん
ベネチアから仕事でパリに来たイタリア人で、有名ブランドのプレス担当
セレナさん：仕事でパリに来るたびにユニクロに寄ります。ウルトラライトダウンジャケットは、旅行に必ず持って行くし、普段、町着としてもよく使いますよ。スカートやテーラードパンツに合わせたりします。
エレナさん：ウルトラライトダウンは着心地がとてもいいですね。夏以外はフル活用です。あと、仕事柄、飛行機での移動が多いのですが、機内でもよく着ます。前はニューヨークに行く時にしかユニクロに行けなかったけど、フランスにできたので、便利になりました。
ウルトラライトダウンのほか、パリ・オペラ店で人気の商品は、これからがシーズンのカシミア。去年は、黒、ネイビー、ライトグレーなどの定番色を中心によく売れたそうですが、今シーズンは流行のパープルも注目されています。
パリでは2店目、フランス国内では4店目となるグルネル店が10月23日（水）パリ15区にオープン予定。今後ますます、ユニクロファンが増えることでしょう。
■ウルトラライトダウンの商品情報
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