キャンプ、登山、釣りなど、幅広いアウトドアジャンルに造詣が深い人気スタイリスト・岡部文彦さんをアドバイザーに迎えてお送りする連載企画。各シーズンのアウトドアシーンに関するお悩みについて、ユニクロおすすめアイテム&そのアイテムを使った一押しコーディネートを交え、ズバッと解決していきます。
今回のお悩みは「アウトドアのコーディネートでおしゃれ感を出すには?」というもの。アウトドアでの定番スタイルって、機能的ではあっても時には野暮ったく見えてしまいますよね。それをアイテム選びや少しの工夫でおしゃれに見える、そんなコツを教えて頂きましょう。
Advisor
スタイリスト
岡部文彦さん
スタイリストアシスタントを経て、2000年に独立以降、様々な雑誌・広告などでスタイリストとして活躍。そして自身のライフワークでもあるアウトドア活動とファッションを結びつけ、新しいジャンルのスタイリングを提案し続けている。農園芸ウエア「HARVESTA!」とECストア「ホームセンターバリカンズ」も運営中。
「昔は登山をする人はみんなウールのシャツを着ていたものでした。シャツって動きやすく、機能的に作られているから、実はアウトドアでも十分使えるアイテムなのです。そこで提案したいのが、コットンのオックスフォードシャツ。オックスフォード地は丈夫だし、洗い込むほどにざっくりした質感が高まってきて、ラフに着るのが似合うようになります。それでいて都会的な上品さも備えているので、おしゃれ感を出すにはうってつけ。是非アウトドアでもシャツを着てみてください!」
SPEC1
「程良く洗いをかけて柔らかく仕上げたコットン100%のシャツ。丈夫で通気性も高いのでアウトドアにも向いています」
SPEC2
「襟元はトラディショナルなボタンダウンスタイルになっており、風が強くても襟がバタつかないところが機能的」
シャツをベースにした動きやすいレイヤードスタイル!
「オックスフォードのボタンダウンシャツと言えば基本はやっぱり白!ということで、春を意識した爽やか系のカラーリングでコーディネートしてみました。プレーンになりすぎないよう、インナーは太めのボーダーカットソーで。またボトムはロングパンツだとコンサバな感じになってしまうので、タイツとショートパンツをレイヤリング。この方がヒザのひっかかりが無くて動きやすいのはもちろん、アウトドア感も演出できます。白いシャツはアウトドアだと汚れが少し気になるかもしれませんが、汚れたらガシガシ洗ってまた着る。そんな使い方がオックスフォードシャツには似合うんじゃないかと思います」
【アイテム】
オックスフォードシャツ(長袖)
ボーダーT(半袖)
カーゴショートパンツ ※2月中旬販売予定
ヒートテックタイツ(ヘザー)
※タイツは人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
リブビーニー
※その他、スタイリスト私物
【Staff Credit】
Text : Takatoshi Akutagawa
Styling : Fumihiko Okabe
Edit : RIDE MEDIA&DESIGN