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ボトムスの長さを早く正確に仕上げる 補正のプロフェッショナル集団

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ユニクロのオンラインストアでボトムスを購入したときに、補正を依頼したことはありませんか? この補正作業、実は熟練したスタッフたちの手によって行われているのです。今回は、補正作業を行っている現場にお邪魔して作業の様子を見てきました。

ここで働いている補正スタッフは約30人。袋出し、裁断、ミシンがけ、アイロンがけの4工程に分かれ、分担して作業を行います。



1日に仕上げるボトムスは平均2500本以上。作業場では、職人技ともいえる補正作業の光景が繰り広げられていました。


補正の作業現場。約30人のスタッフが4工程の作業を分担して行っている


大勢いるスタッフの中で、特に技術力が高く他のスタッフからの信頼も厚いのが、梅田栄子さんと寺内滋子さんです。2人とも今の仕事も含めると、職人歴数十年のプロフェッショナル。特に梅田さんは、ミシンの音を聞くだけでミシンの具合はもちろん、その日のスタッフの調子がわかるそうです。

「いつもとミシンを踏むリズムが違うなーと感じると、”大丈夫?”と声をかけることもあります」


ミシンの達人、梅田さんは1本仕上げるのにかかる時間はわずかに40秒


寺内さんが作業の中で最も緊張するのは、袋から出してオーダーの数字と同じ数字が書かれた紙をボトムスに付ける作業と裁断だそうです。「お客様の試着に立ち会わずに補正するので、書かれている股下の数字がすべて。だからこそ最初の工程が最も緊張します。最初の段階で数字を間違えると大変ですから」

それぞれの工程でも、オーダーのサイズ通りに進んでいるかチェックする体制は整っていますが、ボトムスに紙を付ける作業は細心の注意を払って進められていました。


早さと正確さを求め、常に効率的な動きを考えているという寺内さん


一方岩崎利恵さんは、4年前から現在の補正を担当する部署に移ったそうですが、初めは数種類あるミシンの特性を覚えたり、正確さと早さを求められる補正作業についていくのが大変だったそうです。

「基本から丁寧にしっかり教育してもらえる環境で、今は自信を持って作業をこなせるまでになりました。たまにお客様から”仕上がりが綺麗”といった声をいただくと、それだけで励みになります」


ミリ単位で正確に仕上げるために細心の注意を払うという岩崎さん



最後に、正しい股下の測り方を3人にレクチャーしていただきました。

■補正のプロが教える股下測定の3つのコツ!
(1)いつも履いているボトムスや丈が気にいっているボトムスの股下を測る
(2)ボトムスにはカーブがあるので小刻みにメジャーを抑えながら縫い目に沿って測る
(3)このとき、ボトムスもメジャーも引っ張り過ぎないのがポイント。引っ張って測ると仕上げが短くなる恐れがある

オンラインストアで購入するときに、ぜひ参考になさってください。



こうしたプロが、あなたのボトムスを丁寧、かつ敏捷に仕上げています。新作ボトムスも登場し、返品送料無料でボトムスお試しキャンペーンも行っています(2/7~3/3のご注文に限り)。この機会にぜひ、ご自分に合ったサイズでこれからの季節の着こなしをお楽しみください!

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