ディズニーアーティストたちが魅せる、ミッキーマウスの豊かな表情。

世界で愛され続けるアイコンであるミッキーマウス。ウォルト・ディズニーによって生み出されたこの愛らしいアイコンは、ディズニーのトップアーティストたちによって、描かれ、デザインされ、何世代にもわたって受け継がれてきた。象徴的なミッキーマウスの顔の造形を生かしながらも、アーティストそれぞれの創造性が加わって生まれた「ミッキーフェイス」コレクション。個性豊かなアートワークを創り出したアーティストの声を聞いてみた。

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カオリ・マツオ／アーティスト

この作品のインスピレーションの源は何ですか？

美術館で素晴らしい展示を見たり、マーケットリサーチに出かけたりすることで、常に時流に乗るようにしています。また、異なる趣味を持つ友人と話をすることで、自分の知らない世界を知ることができ、とても有益だと感じています。そうした気づきをミッキーマウスたちの絵に反映させることで、新たな魅力を引き出すことができるんです。それは私にとってとても楽しいことで、描くたびにミッキーマウスたちが大好きになっていきます。

作品にまつわるストーリーを教えてください。

私はいつもアートを制作する際に、自分に期待されていることを理解し、それを超えるように心がけています。ディズニーのキャラクターアートを制作するときは、人が気持ちいいと感じるかどうか、そして自分も気持ちいいと感じるかどうかを重視しています。今回、ミッキーマウスのアートを制作するにあたり、ミッキーマウスの個性を尊重しつつ、どうすれば私たちの生活の一部になるかを深く考えました。

ミッキーフェイス

キャサリン・チェン／アソシエイトグラフィックデザインマネージャー

この作品のインスピレーションの源は何ですか？

私のこのデジミッキーマウスは、主に80年代と90年代のレトロなコンピュータのビジュアルと、初期のHTMLサイトにインスパイアされています。ピクセレーションのほとんどは、ピクセル数の少ないディスプレイを使った初期のコンピューター・アートの見た目を模倣しようとしたものです。ミッキーマウスの色は、デフォルトのhtmlハイパーリンクの鮮やかな紫と青にちなんで選ばれたもので、他の色は80年代後半から90年代前半に流行した配色から引用したものです。

このアートワークの制作背景について教えてください。

重厚なデジタルの美学と、花や草むらの中に存在するミッキーマウスという主題の間に、ある一定の共通項を見出したいと思いました。しかし、自然主義的な要素は、完全にリアルな花びらや草の葉としてではなく、初期のマッキントッシュのディスプレイで見られるような「ベクター・アイコン」バージョンとして表現することで、連続性を保つことにしました。全体としては、レトロなデジタル庭園に座っているミッキーマウスの、クールでありながらちょっと不思議なバージョンを作ることを目的に制作しました。

ミッキーフェイス

ネルソン・リベイロ／アソシエイトクリエイティブディレクター

この作品のインスピレーションの源は何ですか？

このアートワークのインスピレーションは、クラシックなマーベル・コミックのセンセーショナルなスリルと興奮をこのプロジェクトに取り入れたかったことと、3歳になる娘のアマリアが我が家でミッキーマウス・クラブハウスをよく見ていたことです。ミッキーマウスやトードルズ、クラブハウスの仲間たちが家族のように感じられるんだ！実際、我が家では、誰かが誰かを探しているときに、「ああ、トードルズ...」と歌い出すのは珍しいことではありません。

この作品にまつわるエピソードを教えてください。

スタン・リーは、物語をクライマックスのアクションの真っ最中から始めることで、読者を目の前で起こっていることへの驚きですぐに引きつけ、疑問が解決されるために読み続ける必要性を持たせていました。クラブハウスでトラブル？まさか！なんてことになりかねない。私たちのエキサイティングな冒険はまだまだ続いていくことでしょう！

他にも多彩なデザインが豊富に揃う本コレクション。楽しみながらぜひお気に入りを見つけてみては！