人の生き方は十人十色。
それぞれの視点、考えがある。
そしてそこに寄り添う、
あなたらしい着こなし。
ケイトリン・フレイム Caitlin Frame
「自立心」それは彼女の音楽そのもの
この秋、初のレコード『State of Mind』をリリースします。プロデュースやレコーディングから、そして楽器の演奏まで全部自分で行いました。一人は心細いし時間もかかったけれど、何もかも自分でやりたかったんです。物心ついた時から椅子の上に立って家族に歌を披露したりしていたくらい、人前でパフォーマンスすることが大好き。私にとってステージに立って歌うことは、いたって自然なこと。なのに曲と曲の間はちょっとぎこちないんです。お客さんはそんな私の姿をおもしろがっているみたい。
【着用アイテム】
INES DE LA FRESSANGE カシミヤクルーネックセーター
※9月上旬販売予定
ハイウエストチノワイドパンツ
シルキープリーツスカーフ(ドット)
メッシュスキニーベルト
※セーターは一部店舗取扱商品です。
村上 周 Amane Murakami
混沌の中から生まれる自分らしい表現
僕が僕らしくいるために大切にしていることは、「混沌とした環境に身を置き、価値観に制限を設けない」こと。率先してそうした状況を楽しんでいますね。画家としてのアーティスト活動、ライフスタイルショップ『BRICK & MORTAR』の経営やプロダクトブランド「amabro」の監修、そして2人の子どもの父親といったプライベート生活―。様々なシーンから得られるヒントをミックスさせ、生じる違和感を削ぎ落としていくと、唯一無二のものが生まれます。それがボーダーレスな商品が並ぶショップであったり、抽象的な絵であったりといった、僕らしさを表現したカタチです。ただそこには、いずれもぶれない軸がある。そのひとつがルーツです。興味を持ったデザインや素材、人物、伝統工芸品などのルーツを探ることを大事にしています。そのルーツに心奪われた時、僕らしく表現したいという意欲が生まれるのかもしれません。
【着用アイテム】
コーデュロイジャケット
ウォッシュボーダーT
ワイドフィットチノ
イタリアンレザースエードベルト
haru. ハル
次世代の“ありのまま”を発信する編集者
初めて雑誌を作ったのは、ドイツの高校に通った時。言葉の壁を越えて、友人に自分のことや想いをもっと伝えたいという目的で作ったコミュニケーションツールでした。今は大学に通いながら、編集長として5人のメンバーと一緒にインディペンデントマガジン『HIGH(er)magazine』を製作しています。ファッション、政治、社会、性といった、日常から生まれる疑問や悩み、口にしづらいことを、同世代を代表して誌面で自由に表現しています。読む人が話し合うきっかけとなるプラットフォームのような存在になり、世の中が少しでも良い方向に進んで、自由に生きられる社会になればうれしい。自分をさらけ出して作っている『HIGH(er)magazine』は自分そのものであり、何にも縛られず自分に正直に発信し続けたい。雑誌製作は、私らしくあり続けるためのライフワークだと思っています。
【着用アイテム】
デニムジャケット
エクストラファインコットンストライプシャツ
ハイライズシガレットジーンズ